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アヒル吻

今回はマンファリねたで・・。

昔ガーに傾倒してた頃、ガー全種コンプリートを目論みましたが全てのL属を従え、A属のコレクションでアリゲーター、トロピクスとイッたところでさすがに息切れ。マンファリの初入荷価格は200万で、アリ・トロの購入合計額を優に上回るそのプライスは僕には手も足も出ない憧憬魚でした。
その後、例によって徐々に値崩れしていき、なんとか買える相場に落ち着いた時も、飼育中だった極太トロピクスで欲求は満たされており手を出すには至りませんでした。そしてベビーの大量入荷。まさにアリゲーター、トロピクスと全く同じパターンの流通経緯となり、これで一気にトーンダウン。でも決して嫌いではなく、それどころか上野で泳いでいたマンファリに長年憧れ続けたくらいなのでそりゃもう飼ってみたい魚でした。しかしその望みは初入荷した時がピークで、それ以降はその意欲が薄れていった記憶があります。それには前述のとおり、飼育していたトロジャンが、自分的にはマンファリいらずの思いにさせてくれる魚だったことが大きかったと思います。
そんな訳で、とうとうマンファリは一度も購入したことがない僕でした。それが一ヶ月ほど前、立ち寄った店に引き取りで入ったというマンファリが一本泳いでいました。ロクに餌ももらえていないらしく、水槽の前に立つとしきりに餌くれダンスを見せる個体でした。そして正面を向いた時に上からそのクチバシを見て「・・!!!」^^ マンファリの吻部といえば、初入荷当時来たワイルドと思われる個体は全てあの上野で見たのと同じような幅の広いクチをしてました。幅が広いといっても重要なのはクチバシの形状。今でも大型に成長した個体では、「おぉ~、クチ太ぇ~」と思わせるのがいますが、クチを上から見た時に根本が太く、先に行くに従って直線的に細くなる先細りの、いわゆる二等辺三角形のがほとんどです。ところが上野の個体など昔のやつは、クチの胴部分(真ん中)が最大幅となる楕円形だったのが脳裏に焼きついてます。アヒルのクチのように湾曲したラインを描くクチこそマンファリの醍醐味だと僕は思っています。そんな理想に近いマンファリをこの時見つけたのでした。それで一も二もなく連れ帰ったのですが、昔の個体を見ている者にとっては懐かしささえ思い起こさせる佇まいを持っている「萌えマンファリ」です^^

現在35cmほどの個体で、デカクしたときの姿が楽しみです
受けている下顎が広い為、歯が両サイドむき出しになっています
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by taro460616 | 2008-02-26 22:18 | 熱帯魚 | Trackback  

抜きエンドリ

今月の初め辺りからナイジェリア産のエンドリとラプがまとまった数で入荷してますね。
以前からナイジェリア産は個体の質が実に平均的で、他産地のようにバリエーション豊かな個体差がほとんど見られないことはポリプファンならご存知のはず。入荷するサイズも他産地のものより小さい10~15cmが来たりもします。こんなことから採集場所が安定していて、獲れる個体群も統一的なのかもしれませんね。
ナイジェリアエンドリの印象としては、下顎は出ており顔の潰れ具合も良好な反面、眼部分がフラットで上顎と同化してのっぺり顔の個体がほとんどだと思います。体色も入荷直後は灰褐色一辺倒で、長期に飼い込んでようやく本来の色を見せるというのがナイジェリアパターンです。
そんなことから、眼が程よく飛び出し、頭長も短めで精悍な感じのするギニア産等に人気を奪われている感があります^^;
とはいえ、全く個体差がないわけでもなく、探せば「おっ!」というのもいたりします。
今回はそんな個体(もちろん僕の好みなだけですが)のご紹介。
多数いる中から、こういう飼い込んでみたいヤツを探し出すのが楽しい・・^^

ナイジェリアには珍しく眼が突出気味でカエル顔傾向^^
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バンドはナイジェリアのスタンダードタイプですね
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by taro460616 | 2008-02-13 14:32 | 熱帯魚 | Trackback  

新魚紹介

週末の3連休中にダトニオが我が家に仲間入りしました~^^
ダトニオは昔から好きで、自分のアクアライフのほぼ全期間にわたり、どこかの水槽に泳がせていました。といっても熱帯魚を始めた頃はセンチ1万と言われるような高嶺の花で、よく見かけた20~35cmの個体で20万から30万の値が付いており、とても手が出ませんでした。程なくして、親指の爪くらいのから10cm未満のサイズを中心に大量に輸入され、ダトニオも安く買えるようになり、通年安定して入手可能な状況に。個体の良し悪しはともかく、大抵のショップで見かけることが出来たと思います。まとまった数での入荷時は、ショップの迷惑も顧みず水槽の前を長時間占拠し、好みの個体抜きに血眼になってました^^;
そのダトニオも輸入が途絶え再び高騰しており、なかなか手の出ない金額で取引きされるようになりましたね。過去にあれだけ大量に入って、しかも丈夫な魚だけに今でも見かけることは珍しくありませんが、当然育ってある程度大きい個体ばかりだし、なによりも今国内にいる個体だけで流通を賄ってる以上値が上がるのは当然の成り行きでしょうか・・。この世界、過去は大量にいたものが全く来なくなり一気に希少性が増す、その逆に憧れのものが大量に来て大暴落する、いずれも数知れず起こった現象です。ダトニオは、高嶺の花→普及種→高嶺の花というパターンを踏んでることになりますが、今後このまま入ってくることはないのか、もしくは再びドンと来るのか・・ホントに未知数ですね。ただ、ダトニオという魚はあらゆる熱帯魚の中でも傑出した存在であることは間違いないと思います。その理由として、ダトニオが嫌いというアクアリストに僕は会ったことがない。どんなに値段が下がろうともそんなことに関係なく気に入った個体であれば輝きを失わない(飼育のモチベーション低下がない)ということが挙げられます。これはもちろん僕の主観ですが、少なからずそういった要素を持っている稀有な熱帯魚としてその存在は不動のものだと思うのです。大切にしていこう・・
サイズは40ジャストです
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by taro460616 | 2008-02-12 13:30 | 熱帯魚 | Trackback  

見つけました^^

今回は本の紹介。ディープな品揃えの爬虫類ショップでは店主が自分の趣味用に和書から洋書まであらゆる専門書籍を持ってたりします。そういう所で何度か見て、欲しいな~と思っていた本がやっと手に入りました。以前、生物関連書籍では御用達にしている古書店の目録に載っていて、すぐに在庫確認したのですがタッチの差で売れてしまっていたという苦い思いをしたこともありました。でも今回は本屋でない所でたまたま売りに出ていたのを偶然見つけ、1500円という破格値で買うことが出来ました。
その本というのは、プリチャード博士著の「Encyclopedia of Turtles」 ATLASで有名なt.f.h社から‘79年発行された本です。
約900ページのとても分厚い本で、殆どが字(英語)ばかりで「読む」というまでには至りませんが、随所に織り交ぜられるモノクロ写真と、カラー写真による個体の紹介で十分楽しめる内容となっています。
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大好きなラティスも出てます^^
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今でこそ日本でも広まったヨコクビ類
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極美のブランディング この♂ヤバイっす
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定番の超レア種クビカシゲも
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象さんの絶滅種、フェルナンディナゾウガメなんてのも出てます 2段の鞍にビックリ
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途中のページに挟んであったルーズリーフ3枚。丁寧に和名でページ検索出来るように裏表にぎっしりまとめてありました^^;この本の前オーナーが手書きでこつこつと作ったのでしょう。頭が下がります。
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じっくり楽しめます^^
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by taro460616 | 2008-02-11 10:34 | 爬虫類 | Trackback  

パクー

久々にミレウスをゲトしました。我が家には現在6枚のミレウスがいますが、レッドフックを除いて全てバンドを有するタイプでした。バンデッドタイプにも多数のバリエーションがあり、体型と色味にそれぞれ違いがあります。今回導入したミレウスは完全にバンドなしのタイプ。サイズは約20cmと大きめで、今後さらに成長すると思われる体躯をしてます。エラブタからお腹にかけて広範囲に紫がかった赤が発色しています。自分は初めて見たタイプです。背ビレの条が伸長していくタイプが以前から飼っているバンデッドの中に一枚いるのですが、今回のは条が一本だけ著しく伸びています。今後他の条も伸びていくのか興味深いところです。飼い込むと見違えるように仕上がるこの属のことですから、コイツはとても楽しみです^^
メチニス、ミレウスの飼育のポイントについて感じていることを少し・・
エサについてですが、幼魚期には動物質主体の肉食魚用人工飼料は成長を早める意味でも常用して問題ないかと思います。ただし亜成体頃からはローカロリーなエサに切り替えるのが良いと思います。代表的なものとしては鯉エサですね。もしくは肉食魚用の緑系エサ、ドログリーン(今はベジタブルスティックだったかな・・)などがいいと思います。そしてそれ以上に大事なのは水温です。低水温(25℃以下としましょう)で飼育している場合、当然のことですがエサは消化吸収の良いものを少なめに与えるのが重要ですね。メチニス類はどうも消化器官が弱い印象で、低水温で高カロリーのエサをたくさん与えると消化し切れずに胃の中の残餌が腐敗し、ガス溜りによる転覆症状が現れ死に至ったりします。屋外飼育が普通の金魚や鯉でよくある例です。だから鯉には低水温期用のエサがあるのも頷けます。そういうエサであっても寒い時期は与える量はほんの少しでしょう。幸い熱帯魚はヒーターで温度管理は自由自在なので、成長を促したい時は高めの水温でエサをふんだんに与え、頻繁な水換えというスタイルでいいと思います。逆に成魚を飼育していて、魚にあまり負担をかけたくないスタイルであれば、26℃前後の水温でエサも少なめで飼ってやるとより長命が狙えると思います。
以上、間違っているかもしれませんが我が家ではそんなことを念頭においてこの魅力的な種を管理しています。また他種のミレウスについても現在の姿を近いうちに紹介したいと思います。

尖っていて精悍な顔つきです。尻びれはくびれる形状なのでオスですね。
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by taro460616 | 2008-02-08 01:43 | 熱帯魚 | Trackback